名もなきトリマーの名古屋ペットサロンBLOG

犬に優しい小さなトリミングサロンをつくるまでの徒然

犬の「ふせ」も服従のポーズって知っていますか?

本来、犬は群棲する動物で、その生活はすべて縦社会で形成されています。そして縦社会の中で上位のものは下位の者に権勢し、下位の者は上位の者に服従するという本能を持っています。

ペットとしている家庭犬も頼れるボスに服従し、尊敬できるリーダーを求めます。

まず、飼い主さんがリーダーにならなければいけないのはご存知だと思います。

で、よく知られている服従トレーニングとしてひっくり返してお腹を出させる事をやりませんでしたか?

自分からお腹を出してきたり、撫でても嫌がらなかったりしたらOKのような感じで。

まあ、服従心がなくてただ単にお腹を触って欲しいだけの子もいますがw

ふせも服従のポーズ!

お腹をさらけ出すポーズは結構知られていますが、「ふせ」も犬にとっては服従のポーズってご存知でしたか?

犬にとって「ふせ」というのは自分が地面に伏せる形になるので、飼い主をリーダーと認識していないと従わないんです。

特にプライドが高く独立心の強い犬種や、警戒心が強く神経質な犬種などは、ふせのしつけが入りづらいです。

「おすわり、ふせ、マテ」が服従トレーニングになっている

「おすわり、ふせ、マテ」はご飯をあげる時にとりあえず覚えさせようと思ってしつけている方も多いと思いますが、「オスワリ」「フセ」などは動きを止めて待つ行動なので、飼い主への服従心や自制心を養うのに役立っているんです。

『うちの子は、ふせはするのにお腹を全然見せてくれない;;心を許してくれない』

という飼い主さんもいますが、「ふせ」が出来ているなら、かなり心を許していると考えてもよいと思いますよ。

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横にだらけた状態でもOKです!

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これは伏せとはちょっと違いますね;

うちの2ワンのうち1匹は気づけばお腹をさらけだしてコッチを見ていますが、もう1匹は、「仕方がないからお腹を触らせてあげるのよ」のような表情をしてみてきます。

同じようにしつけていても、差が出るという事ですね。

ちなみにこのブラウンの子は勝手にお腹をさらけ出す方です。

安心してお腹をさらけ出して触らせてくれるのが最終目標としたら、伏せの状態もその一歩手前まではきているので、お腹を出してくれないと嘆かなくても大丈夫です。

子犬のしつけの個人的考え

トリマーをしていて感じるのは犬のしつけについては、訓練士さんでも考え方が様々であるということ。

なので、個人的な考えという事で、最後に控えめ子犬のしつけについて書いておきますw

まず、子犬を飼いはじめて、ご飯の時に「お座り」や「待て」、「お手」などの命令を覚えされるのは、それだけでも飼い主をリーダーと認めさせる訓練になっているということ。

飼い主さんの言う事に従えば、良いことがある!と意識させる事が大切。

ご飯の時にこの基本を続けていくだけでも、人間の言葉が聞ける子に育っていくはずです。

犬のしつけはおおまかに、悪い事には無視、良い行動には「いい子」などの一言で覚えさせていくのが基本ですが、人間の命令にも従う事も教えなければ、ただのワガママな犬に成長してしまいます。

子犬の時にやってほしいしつけ

  1. 「お座り」「待て」「お手」を覚えさせる
  2. 毎日散歩をする
  3. 良い行動には褒める
  4. 人間に危害を与えた時は𠮟る
  5. 毎日歯を磨いてあげる
  6. 肉球を毎日モミモミする

これを続けるだけで、難しい事は考えなくても犬との良い関係が築けるというのが個人的な考えです。

6の肉球モミモミはトリマーという立場のポジショントークが若干入っている気がするけど、気にしません!

家庭犬なら上の6つを実行するだけで良い子に育つと思います。

7つ目に入れるなら、飼い主以外の人や犬にたくさん触れ合わせることでしょうか。

家族で子犬を飼うと、甘やかして甘やかして毎日ポイント獲得するぞーーー!!という気持ちもわかりますが、たぶんその人の言うことは聞かなくなりますw

しつけがしっかり出来ているとトリマーの仕事が楽になるので、一緒にがんばりましょう!!(本音)

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ほら触りたければ触ってもいいんだぞ?と、言わんばかり。

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